大谷大学と京都
京都市北区にある大谷大学は、その発祥も含めて大変ユニークな大学と言えるでしょう。ここでは、大谷大学について簡単にご紹介していきましょう。
大谷大学は、1665年に設置された東本願寺の「学寮」を起源としています。特に近年は多くの大学が総合大学化していますが、大谷大学は開設以来文学部のみ(短期大学部と大学院もあります)で、規模も内容も文科系大学として一貫したものとなっています。
親鸞の精神に基づいて、自己の信念を確立するための方向性と深い教養を持った人物の形成を目標として掲げています。つまり、“人材”ではなく“人物”の育成を目指しているのです。
京都の本部の他に、滋賀県大津市の湖西キャンパスもあります。約76万冊の蔵書がある図書館も有名で、文科系単科大学のものとしては質量ともに日本でも有数の規模を誇っています。
卒業生は、僧侶・仏教学者・仏教思想家はもちろん、教員・図書館の司書・博物館の学芸員をはじめ、出版関係や社会福祉など幅広い分野の職業に就いています。
京都の自然に触れながら、人間について様々な角度から学べるのが、この大谷大学なのです。