大谷大学の特色
浄土真宗大谷派の総本山である京都の東本願寺。その「学寮」から発展したのが大谷大学です。ここでは、大谷大学の特色について見ていきましょう。
東本願寺がルーツであるだけあって、大谷大学の教育の基盤には、仏教の精神、特に浄土真宗の宗祖・親鸞の教えがあります。自己の信念を確立するための方向性と深い教養を持った人物の形成、“人材”ではなく“人物”の育成を目標としています。
大谷大学の大きな特色の一つは、開設以来文学部のみの単科大学という形態を貫き続けていることです。近年は総合大学化する大学が増えている中、これは非常に珍しいケースと言えるでしょう。その方針の根底には、目標としている分野についての研究を、より深く専門的に行なおうとする姿勢があると言えます。
大学の施設として博物館や研究所などがあるのも大きな特徴と言えるでしょう。特に図書館には約76万冊の蔵書がありますが、これは質量ともに文科系単科大学のものとしては日本でも有数と言われています。
確固たるポリシーをもって運営を続け、そのための努力を惜しまない。これが、大谷大学の一番の特色かも知れません。